酒風呂の日~冬至
今日12月22日は、冬至です。
ご存知の通り、一年で一番昼(日の出から日没まで)の時間が短い日です。
冬至は、酒風呂の日でもあることをご存知でしょうか?
一般社団法人日本記念日協会によれば、
「四季の節目である春分、夏至、秋分、冬至に酒風呂に入り、健康増進をはかろうと長野県信濃町で銘酒「松尾」の蔵元を営む株式会社高橋助作酒造店の高橋邦芳氏が制定した」とされています。
また、湯で治すと書く「湯治」(とうじ)の語呂が、暦の二十四節気の「冬至」(とうじ)を連想させるとも言われています。さらに、日本酒造りの責任者である「杜氏」(とうじ)にもつながるとされています。
そこで、酒風呂の楽しみ方や効用をインターネットの情報から探してみました。
家庭用の浴槽に、いつも入浴するのと同じ湯量、温度でお風呂を沸かします。
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自分の好みの湯加減になったら、日本酒5合(0.9リットル)を湯船に入れ、
よくかき混ぜて入浴します。
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体が温まったら、いつもと同じように湯船の外に出て体を洗います。
再び湯船につかって温まり、温まったと感じたらあがります。
酒風呂の効用は、以下の通りとされています。
●冷えの改善に
酒風呂は日本酒が持つ気のパワーが血行をより促すので、お風呂から上がった後もポカポカが持続します。
●お肌のトラブルに
日本酒のパワーは、石鹸でも落ちない毛穴の奥まで入りこんだ汚れにも作用、自然の恵みが白くツヤとうるおいのある肌を保ってくれます。
●ダイエットに、健康維持に
老廃物を自然に体の外に追い出してくれるので、副作用やストレスのない自然なダイエットができます。
さらに、酒風呂に入れば体の芯から温まるので、朝まで熟睡でき、前日の疲れがとれやすくなります。
《酒風呂入浴時の注意事項》
お湯の温度は好みの湯加減でよいのですが、あまり高温でなく ふつうのお風呂と同じように、40度くらいが理想的です。 最初はぬるめのお風呂にしておき、だんだん温度を上げていくのが、ポイントです。
皮膚病、ぜんそく、リューマチ、糖尿病、高血圧、心臓疾患などの病気をお持ちの方には 刺激が強い場合がありますので、気を付けて酒風呂をお楽しみください!
酒風呂に使うお酒としては、当蔵の中では旨辛はいかがでしょうか?
日本酒の使い方、健康やダイエットなどいろいろあるものですね!