今年の酒造り始動!?
こんにちは!
まだまだ暑い日が続いておりますが、遂に今年も酒造りの第一歩として精米が始まりました!!
記念すべき精米される第1号の酒米は五百万石です。
精米歩合55%で、酒米を約半分の大きさになるまで磨きます。 この酒米は、純米吟醸 天鷹 一番仕込 -first-という商品になるので御期待ください!
そして綺麗に磨かれていく酒米を見ると、「もう一年が経つのか!」、「今年も酒造り頑張ろう!」など様々な思いが込み上げてきますね。
本記事では暑い夏の時期に酒造り以外で行う蔵人の仕事の一例を紹介します!
今年の酒造りに向けて、7月下旬は毎年岩手県で開催される「南部杜氏協会 夏期講習」に参加し、酒造りの技術について多くの知識を学んできました。 その中で、酒造りの基本を学ぶ「特科」という学科の試験で今年の夏は、去年度の試験1位通過を果たした天鷹酒造 醸造部に所属している社員の藤田 尚文(ふじた なおふみ)さんが表彰されました!
自身が学んできたことを素晴らしい成果として出してくれた藤田さんを誇りに思いますし、他の社員も続いて成果を出せるよう努力していきます。
表彰の際には南部杜氏協会の会長であり、天鷹酒造では杜氏として社員を牽引して頂いている直町 昊悦(すぐまち こうえつ) 杜氏により賞状を授与されました。
8月に入ってからは設備の清掃、メンテナンスを行っています。 設備の普段隠れて見られない部分も夏だからこそ見られるチャンスがあり、下の画像は米を蒸かすための設備である和釜の全体像と煙道です。
見ることができるのは8月中旬までの限定で、この時期に蔵見学にお越し下さると天鷹酒造について一層知って頂けると思います。
また蔵見学も夏の清掃やメンテナンスの時期、冬の酒造りの時期と年2回来て頂くと蔵のガラッと大きく変わった雰囲気が楽しめますので、是非、お待ちしております。
まだ他にも紹介したい箇所がありますが、今回はこの辺で。
精米が始まり、日を重ねる毎に忙しくなってきますが、美味しいお酒を提供できるよう今年も精一杯酒造りに励んでいきたいと思います。