有機日本酒への取り組み

こんにちは。2015年も残すところあと少しですね。

年末年始に楽しむ日本酒は、もう用意されたでしょうか。

 

さて皆さん、「有機」「オーガニック」などと聞いてどのようなことをイメージしますか。(こちらもご覧下さい)

天鷹の有機日本酒はお米の生産から醸造・詰口の全工程で化学物質に触れないよう手間を惜しまず丁寧に生産しています。

そのため、有機米のもつ旨みと甘みを感じる体にも優しい日本酒として出来上がります。

農薬や化学肥料を使わずお米を生産しているため、環境に優しい日本酒でもあります。

 

田植えや収穫の各段階で、農薬などが混入せず有機性が保たれているか圃場確認をしているのですが、こんな光景も見られました。

DSCN0733隅内6圃場 (2)

カモの巣です。周辺の植物で上手く天敵から身を隠し営巣しているようです。

農薬を使用すれば雑草はきれいに枯れ、作業的な労力も少なくなるでしょう。

しかしながら、こうした光景が見られるのも生産者の方の手作業での除草のおかげです。

「ほら、あそこにカモの巣があるでしょ。」と教えて下さった農家さんの顔はとても優しいものでした。

DSCN0731隅内6圃場 (2)

また、農家さんのところへ職業体験に来ていた中学生が用水路からドジョウなどの生物を網で捕っているのを見て、私も改めて田んぼ周辺の生き物の多さに気づかされました。

圃場確認で畔を歩いてたらヘビが前を横切って叫ぶこともありましたが、それも生物がたくさんいて食物連鎖が行われている証です。

間接的ではありますが私たちが有機日本酒をつくることで少しでも水田周辺の生物多様性であったり環境を守ることにつながればと願っています。

有機日本酒を造っている蔵は数少ないですが、自然と共生していけるよう環境を大切にする会社でありたいです。

有機日本酒の優しい旨さを感じながら、そのお米が育った環境にも思いを馳せていただけたら幸いです。

体にも環境にも優しい日本酒をぜひご堪能ください。

 

更新:醸造部 大豆生田