天鷹酒造

採用情報/
社員インタビュー

新たな伝統を
築くために
強い信念を持って
挑戦と努力を続ける。

営業部スタッフ
福田 稔2003年入社

営業部の仕事
得意先の販売店を訪問するルート営業で商品の紹介や情報交換を行い、受注につなげます。地域の百貨店や祭りなどで開く試飲販売会の場に立ち、より多くの方へ天鷹の想いを伝える広告活動も重要な仕事です。

信用・信頼を築く仕事。

ワーキングホリデーを利用してカナダに住んでいた経験があります。現地でさまざまな人と接する中で感心したのは、自国愛が強い人が多いということ。みんな、カナダのいいところを誇らしそうに話してくれたし、日本のことも聞きたがりました。そうした環境で、普段は意識しない日本のいいところ、地元の良さを見つめ直したんです。帰国したら「日本の伝統的な仕事をしよう」「地元に密着したことをやろう」と思いました。
現在は酒屋を回るルート営業に励む毎日です。営業の仕事は、商品を紹介して売るというイメージがあると思いますが、訪問先での時間は世間話がほとんど。私と話すのを楽しみにしている方、意外と多いんです。私も、顔を合わせたコミュニケーションを通じて人と人の関係を築き、信用・信頼につなげることを大切に考えています。
百貨店や地域のイベントでの試飲販売会も大事な営業活動ですが、そんなときも売るためのトークでなく、天鷹がどんな考え方で酒を造り、どんなところにこだわりを持っているのか、その想いを伝えることを優先しています。「天鷹の人は皆さんいい人ですね」。そんなお客様の言葉がやりがいです。

「何が何でもやるんだ」
という気持ち。

天鷹が有機日本酒に取り組み始めたのは、入社から2年のころでした。当時は瓶詰め作業を担当していましたが、製法に厳しい条件がある有機商品に合わせて新たな手順書を作るなど、慣れない仕事に全社一丸となって頑張ったのを覚えています。
製造が軌道に乗って本格的に販売をスタートさせたのは3年後でしたが、最初のうちは営業で提案しても全く売れませんでした。それでも、「何が何でもやるんだ」という強い気持ちを持ち、酒造りの現場と一緒になって「有機を売れる酒にすること」に挑戦し続けてきました。その努力の先にあったのが、平成29年全国新酒鑑評会の金賞受賞。感無量でした。
有機日本酒づくりを始めた当初は、正直、「地元に浸透した酒があるのに」という想いや、「本当にできるのか」「売れるのか」という不安もありました。金賞に至る経験を通して、信念を持って挑戦することの大切さを学んだと感じています。伝統を守ることは大切ですが、守るだけでは会社の発展はないのです。

より支持されるお酒を目指して。

近年、有機日本酒への興味が高まってきていることを実感します。金賞を取ったことで営業の入り口が広がり、確実に売りやすくなりました。それでも「有機って実際に何がいいの?」というお客様が多いことも事実です。蔵の人間がどんな手順を踏んで仕込むのか。どれだけ手間ひまかけて"美味しく、安心な酒"に仕上げていくのか。私たち営業が正しく理解して、正しいことをお客様に発信しなければいけないと思っています。
よりお客様に支持されるお酒を目指して、天鷹の挑戦と努力は続いています。社員も挑戦することを楽しみながら生き生きと働いています。もともとアットホームな雰囲気で互いを想った仕事ができる会社ですが、そんなチームワークの良さを受け継ぎ、大きな力にしていければと考えています。未来へ向かって若手社員を引っ張っていく存在になることが目標です。

野菜づくりで広げる地元の輪。

最近ハマっているのは、野菜づくり。会社が所有する土地を開墾して、ナス、パプリカ、ゴーヤなどを育てています。思うようにいかないこともりますが、手塩にかけた作物を収穫するときの気分は格別。「農業は面白いな」と感じます。野菜それぞれに合った育て方を教えてくれる農家の人もたくさんいて、地元の輪を広げています。

私の”おすすめ”の1本
「普通酒 旨辛天鷹」
カナダから帰国してすぐに、大田原市内に住んでいるおじから「美味しいから飲んでみな」とすすめられて味わった酒です。日本酒の旨さが心にしみました。
製造部スタッフ
藤田 尚史
2016年入社
業務部スタッフ
伊藤 祐貴
2015年入社
営業部スタッフ
部長福田 稔
2003年入社