天鷹通信 41号

今年の春は陽気がなかなか定まりません。風邪をひかれている方も多いと伺っています。お変わりございませんか。
天鷹通信 41 号をお届けします。
この 4 月、天鷹酒造初めてのノンアルコール飲料を販売いたします。本号はその新商品「大吟醸天鷹なめらかあまさけ」の特集です。

有機醸造元 4月情報   天鷹酒造 代表取締役社長 尾崎宗範
天鷹酒造はじめてのノンアルコール飲料を発売します

tuusin_41_01一つ問題です。「甘酒には、アルコール分は含まれているでしょうか?」
答えは、含まれるものと含まれないもの、どちらもあります。一般的に甘酒の作り方には、二通りあります。一つは、酒粕を溶かして砂糖などを加えて作る甘酒。これは酒粕にアルコール分が含まれていますので、出来上った甘酒にもアルコール分が含まれます。そのため、寒い冬などには、身体がポカポカとよく暖まります。               もう一つは、米麹にご飯などのデンプン質を加えて保温し、麹の酵素がデンプンを糖化させて作る甘酒です。この麹を使った甘酒は、アルコールを作る酵母は含まれていませんので、アルコール分はありません。また、沢山のビタミンやアミノ酸、食物繊維が含まれ、その成分が点滴と似ていることから、「飲む点滴」とも言われています。そのため、美味しいだけではなく、栄養価も高く消化吸収も良いので、江戸時代には夏ばて防止の「滋養強壮剤」として、幕府も庶民の健康維持のために飲むことを奨励していました。いわゆる自然の栄養ドリンクだったのですね。当時は、井戸水で冷たく冷やした「甘酒売り」が江戸市中を売り歩いたそうです。下記のような雰囲気ですね。tuusin_41_02
最近、この麹を使った甘酒は、自然の健康食品として、美容や健康にも良く、ローファット、ローコレステロール食品として、その価値が多くの方に見直されています。最近の発酵食品ブームとも合わさり、多くの麹屋さんから発売されていますが、その殆どがお米の粒々があり、薄めて飲む濃厚なタイプです。また、原料米も 飯米と同じものが使われるのが一般的です。
好みの問題ですが、今回、弊蔵の   「大吟醸なめらか あまさけ」は米粒のない、滑らかでスッキリと飲めるストレートタイプです。しかもお米は「大吟醸酒」を造る ように、50%まで磨き、さらに、「米こうじ」と「水」しか使っていません。   通常使うご飯すら使いません。
もちろん、糖類無添加、添加物無し、アルコール0.00%です。
だからこそ、上品な甘みと爽やかな味わいとなり、後味もスッキリしています。
また、麹の作り方も違います。お味噌屋さんや、お醤油屋さんの麹は、大豆のタンパク質を分解して旨味を出すため、タンパク分解酵素の多い作り方をします。造り酒屋は、元々お米のデンプンをブドウ糖にして、そのブドウ糖を酵母が食べてアルコールにすることを目的にしています。ですから、デンプン分解酵素を多く作る麹を造ります。
まさに「造り酒屋だから出来る、造り酒屋にしか出来ない」甘酒です。甘酒特有の喉の奥に残る甘さがなく、今まで「甘酒は苦手」とおっしゃる方からも、「これならば飲める」とご好評をいただいています。
ただ、デリケートな甘酒ですので、保存は冷蔵庫で、賞味期限も製造後3ヶ月となっています。
お薦めの飲み方としては、そのまま冷やしてストレートです。また、真夏には、クラッシュアイスに注ぐと、よりスッキリします。冷凍庫でシャーベット状にリャリシャリに凍らせても美味しく召し上がれます。
牛乳や豆乳との相性は抜群で、1:1で割っても美味しく、お好みでシナモンやバニラを入れると、ひと味ちがった味わいとなります。
忙しい朝には、この牛乳割りがお薦めです。脳を目覚めさせる消化吸収の良いブドウ糖と、ビタミン、アミノ酸、食物繊維、タンパク質、カルシウムなどを手軽に取ることが出来るからです。また、お子さんのおやつや、年配の方の手軽な栄養補給としても良いでしょう。
日本伝統の知恵をぜひ一度お試しください。

天鷹のあまさけ です

tuusin_41_01 大吟醸天鷹なめらかあまさけ
今月号の「あまさけ」特集はいかがでしたか?
かわいい「こうじ姫」をあしらったラベルも今までにない天鷹のイメージを醸し出しています。先に開催された「ワイン&グルメ2013」でも女性のお客様のみならず男性客からも大好評でした。
5月の「母の日」プレゼントにはピッタリ。
是非一度お手に取り、お味をお試しください。●大吟醸天鷹 なめらかあまさけ
500ml 840円(税込)

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